場所PR?ちょんまげ&浴衣姿で名古屋市内を歩け!!

[ 2011年6月10日 06:00 ]

 日本相撲協会は9日、名古屋場所(7月10日初日)の会場となる愛知県体育館に先発事務所を開設。今年から同場所担当部長に就任した友綱理事(元関脇・魁輝)は「責任を重く感じる」と初場所以来、半年ぶりの通常開催の仕事始めに表情を引き締めた。

 前売りチケットの発売開始は本来なら先月19日だったが、約3週間遅れで6日にずれ込んだ。「前売りが遅れたこともあり名古屋場所が始まる、という雰囲気が浸透していない感じはある」と強い危機感を抱く。

 そこで力士に場所開催のPRを兼ねた“街歩き”指令を出す構え。「お相撲さんが名古屋の街に、いろんなところに顔を出し、お客さんに(興味を持ってもらって)足を運んでもらえれば」

 さらに異例の“一門サイン会”構想もある。白鵬の宮城野部屋、日馬富士の伊勢ケ浜部屋など同じ立浪一門に属する各部屋に協力要請し、弟子の魁皇を含めた豪華な顔ぶれでのPRを検討中。「白鵬の連覇を各力士が必死で阻止する展開になればいい」。熱戦を期待する友綱理事がまず自身で、その雰囲気づくりに励む。

続きを表示

2011年6月10日のニュース