杉原が世界選手権代表に 男子1万メートルは佐藤初V

[ 2011年6月10日 19:25 ]

女子1万メートルで初優勝し喜ぶ杉原加代

 陸上の世界選手権(8月開幕・大邱=韓国)代表選考会を兼ねた日本選手権第1日は10日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、女子1万メートルは28歳の杉原加代(デンソー)が32分18秒79で初優勝した。杉原は世界選手権の参加標準記録Aを既に突破しており、代表に決まった。

 男子1万メートルは佐藤悠基(日清食品グループ)が28分10秒87で初制覇。女子ハンマー投げは綾真澄(丸善工業)が66メートル32の大会新記録で勝った。

 女子短距離2冠を目指す福島千里(北海道ハイテクAC)は100メートル予選で全体のトップの11秒50をマークし、11日の準決勝に進んだ。200メートル予選でもトップタイムの23秒59で12日の決勝に進出した。

 男子400メートル障害予選は為末大(a―meme)が50秒32の3組1着で11日の決勝に進んだが、2連覇中だった成迫健児(ミズノ)は51秒35の1組7着で予選落ちした。

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