錦織、2年連続で全仏初戦突破

[ 2011年5月22日 21:09 ]

 テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは22日、パリのローランギャロスで開幕し、男子シングルス1回戦で世界ランキング60位の錦織圭(ソニー)は同56位の盧彦勲(台湾)に6―1、6―3、6―4で快勝し、2年連続で2回戦に進んだ。錦織は2回戦で第31シードのセルジー・スタホフスキー(ウクライナ)と対戦する。

 錦織は第1セットの第4、第6ゲームをブレークして主導権を握り、続く2セットも粘り強いストロークで押し切った。

 女子シングルスでは、昨年準優勝で第8シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)が順当に1回戦を突破した。

 日本勢で大会初日に登場したのは錦織だけで、女子のクルム伊達公子(エステティックTBC)らは第2日以降に初戦を迎える。大会の賞金総額は1752万ユーロ(約20億3千万円)。

 ▼錦織圭の話 ロブやスライスを使って相手のペースにならないよう心掛けた。(胃痛で)1週間近く休んだ割にはテニスの感覚はよかった。3セットで終われたのは自信になった。(共同)

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2011年5月22日のニュース