無気力相撲の指摘はゼロ…理事会後に文科省報告へ

[ 2011年5月22日 21:04 ]

大相撲技量審査場所千秋楽

(5月22日 両国国技館)
 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は技量審査場所千秋楽の22日、「みんながしっかりといい相撲を取ってくれた。いろんなことがあったが、大勢の人が見に来てくれた」と総括した。

 二所ノ関監察委員長(元関脇金剛)によると、15日間を通じて監察委員会や審判部から故意による無気力相撲と指摘された一番は皆無だったという。放駒理事長は「チェックされる相撲があってはいけないし、ないのが当たり前だ」と話した。

 放駒理事長は審判部と監察委が25日に行う合同会議の結果を受け、26日の定例理事会を経てから監督官庁の文部科学省へ出向いて報告する予定。7月の名古屋場所からの通常開催については「何とも言えません」と明言を避けた。

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2011年5月22日のニュース