沖縄、大阪にリベンジ…2年ぶり決勝進出!

[ 2011年5月22日 06:00 ]

<沖縄・大阪>決勝進出を決めファンの声援にこたえる沖縄の選手

bjリーグ・ファイナル4 沖縄82―76大阪

(5月21日 東京・有明コロシアム)
 西地区決勝はリーグ1位の沖縄が2位の大阪を振り切り、2年ぶりの決勝進出を決めた。

 沖縄はシーズン終盤の大阪戦で効果的だったゾーンディフェンスで流れをつかみ、昨年のファイナルのリベンジを達成。それでも桶谷大ヘッドコーチは「最後こんなにヒヤヒヤする結果になって、決勝は恥をかくんじゃないか」と、一時は19点差をつけながら終盤追い上げられたチームに怒りを隠さなかった。2季ぶりの優勝に王手をかけたが、同ヘッドコーチは「相手をつぶさないと、こっちがつぶされる」と選手に闘争心を喚起した。

 <大阪 王座奪回ならず>第4Qに入り得点源のワシントンが14点を挙げるなど、猛反撃を見せたが、最後はターンオーバーで万事休す。今季就任したライアン・ブラックウェル・ヘッドコーチは「点差が詰まった大事な場面で、うちのミスがあった」と完敗を認めた。リーグ発足時から3連覇を達成し、唯一、6シーズン連続でファイナルに進出した強豪も、王座奪還に失敗。同ヘッドは「悪いゲームではなかったが、沖縄が素晴らしかった」と相手を称えた。

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