悔しさ残る栃ノ心「ばかな相撲をした。緊張しすぎた」

[ 2011年5月22日 20:23 ]

大相撲技量審査場所千秋楽

(5月22日 両国国技館)
 栃ノ心にとって悔しさばかりが残る千秋楽だった。優勝決定戦に進むためには負けられない日馬富士との一番で、上手を取れずに寄り切られた。大関が相手とはいえ「普通にやってたら負けないのに、ばかな相撲をした。緊張しすぎた」と大きなため息を何度もついた。

 結びの一番で白鵬が魁皇に敗れたため、日馬富士を破っていれば横綱との決定戦だっただけに「悔しい気持ちしかない」。2009年九州場所以来の12勝を自信に「来場所は三役を目指したい」と最後は前を向いた。

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2011年5月22日のニュース