サンダー プレーオフ史上6度目の熱戦制し2勝目

[ 2011年5月11日 06:00 ]

<サンダー・グリズリーズ>ゴールを狙うサンダーのウエストブルック(右から2番目)

MBAプレーオフ西地区準決勝 サンダー133―123グリズリーズ

(5月9日)
 サンダーはプレーオフ史上6度目となる第3延長にもつれこむ壮絶な試合を制して2勝2敗。ラッセル・ウエストブルック(22)が40得点、ケビン・デュラント(22)が35得点をマークして敵地メンフィスで貴重な白星をもぎとった。ヒートも延長の末にセルティクスを退けて3勝目。35得点のレブロン・ジェームズ(26)を含め、ドウェイン・ウェイド(29)、クリス・ボッシュ(27)の3人で計83得点を稼いだ。

 サンダーは地区最下位シードながら旋風を巻き起こしているグリズリーズに大苦戦。第4Q、延長と2度にわたって土壇場で同点3点シュートを決められ、ブザービーターは再延長を含めて3度も外してしまった。それでも第3延長に入ってデュラントが6得点を稼ぎ、二枚看板の一角、ウエストブルックも奮闘。「語り継がれる試合だと思う。でもまだ戦いは残っている」と57分間プレーしたデュラントは、地元オクラホマシティーでの第5戦(11日)に向けて気持ちを切り替えていた。

 ≪09年以来6度目≫第3延長以上にもつれこんだプレーオフは09年ブルズ対セルティクスの第7戦以来、通算6度目。最長は53年のナショナルズ(現76ers)対セルティクスの第2戦で第4延長。

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2011年5月11日のニュース