五輪出場権争う岸川と松平健で明暗

[ 2011年5月11日 00:29 ]

卓球の世界選手権個人戦第3日

(5月10日 ロッテルダム)
 男子シングルス1回戦で五輪出場権を争っていた世界ランキング34位の岸川と32位の松平健が明暗を分けた。岸川は北朝鮮選手を4―3で振り切ったが、松平健がスウェーデン選手に3―4で敗れる波乱が起きた。

 松平健は第6ゲームで右肩を痛めたことが影響し、フルゲームで惜敗。シングルス出場権獲得がほぼ絶望的となり、試合後は涙を流した。

 出場権は世界選手権終了後の世界ランクで決まるが、岸川は2大会連続の五輪出場に前進。宮崎義仁・日本男子代表監督は「これで(岸川で)ほぼ決まりでしょう」と見通しを語った。(共同)

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2011年5月11日のニュース