事故死の選手に黙とう 第4Sは追悼走行

[ 2011年5月11日 09:50 ]

ジロ・ディタリアで事故死したワウター・ウェイラント選手のチームメートらが並んでゴール

 自転車ロードレースのジロ・ディタリアは10日、イタリアのジェノバからリボルノまでの第4ステージ(216キロ)を、9日の第3ステージで事故死したワウター・ウェイラント選手(ベルギー)への哀悼の意をこめて総合成績に反映しない区間として実施した。

 選手たちはスタート前に1分間の黙とうをささげ、喪章をつけて走行。各チームが10キロごとに先頭を入れ替わり、最後はウェイラント選手が所属したチームがトップで並んでゴールした。

 同チームは「この状況で走るのは無理だ」とレース棄権を発表。別府史之(レディオシャック)は「集団はいつになく穏やかで静かだった」とコメントした。(共同)

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2011年5月11日のニュース