公傷制度 八百長に一定効果か?強い姿勢打ち出せず

[ 2011年4月7日 20:50 ]

 新生委員会は最後になって、島村委員長の持論だった公傷制度の復活を防止策案に盛り込んだ。けがを恐れて八百長に走ることを抑止するのに一定の効果はありそうだ。しかし、合意したほかの案はどれもインパクトに欠けるものとなった。5度も開いた会合の末、八百長防止に対して、それほど強い姿勢を打ち出せないままだった。

 八百長工作を見張る名目で支度部屋に監察委員の親方を配置する案は目を引くものの、仲介役が携帯電話で“操作”すれば不審な動きは表面上浮かんでこない。

 若手親方の一人は「力士の場所入りから帰るまでの数時間くらいは携帯電話を預かれないものか。それだけで相当の抑止力になる」という。このような考え方に対し、就任当初は張り切っていた芝田山委員(元横綱大乃国)は「力士を縛り付けるばかりでは相撲が取りづらくなる。敢闘精神あふれる相撲を取ってもらいたいから」とトーンダウンした。

 師匠や力士への研修も具体案はなく、情報提供ホットラインに多くを望むのは酷といえる。

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