北の湖、九重、陸奥の3親方が理事辞任へ

[ 2011年3月31日 21:50 ]

 大相撲の八百長問題で、実態解明に当たる特別調査委員会から弟子の八百長関与を認定された北の湖(元横綱)九重(元横綱千代の富士)陸奥(元大関霧島)の3親方が、日本相撲協会の理事を辞任することが31日、関係者への取材で分かった。関係者によると、特別調査委が八百長関与を認定したのは計23人であることも分かった。

 相撲協会は4月1日午前、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、八百長関与が認定された力士、親方とその師匠への処分を決める。特別調査委は理事会前に会合を開き、関与認定者に対し、引退勧告をはじめ角界追放を意味する1年以上の出場停止の厳罰を求めるなどの処分案をまとめ、理事会に提出する。

 2月2日に八百長メールが発覚して以来、春場所が中止に追い込まれ、相撲界の根幹を揺るがした不祥事は大量処分で大きな節目を迎える。

 弟子1人の関与が認定された北の湖、九重の両理事は役員待遇へ1階級、弟子4人が認定された陸奥理事は委員へ2階級降格する見込み。ほかの関与認定者の師匠にも監督責任を問い、降格などの処分が科される。

 3月31日は新たに、特別調査委が幕内の徳瀬川、白馬、春日王、十両の将司、若天狼、安壮富士、境沢、豊桜、幕下の白乃波、十文字、霧の若、三段目の山本山の関与を認定していたことが関係者の話で判明した。

 特別調査委は十両千代白鵬、清瀬海、竹縄親方(元幕内春日錦)、幕下恵那司の関与認定を公表。さらに琴春日、光龍、猛虎浪、蒼国来の幕内や、霜鳳、旭南海の十両、谷川親方(元小結海鵬)の関与認定が明らかになっている。

 メールなどで名前が挙がった14人のうち、幕内翔天狼の関与は認定されなかった。

 31日には相撲協会の役員以外の親方衆で構成する年寄会の総会が両国国技館で開かれた。約3時間の会合は特別調査委の調査手法などをめぐって紛糾したが、総会後に会長の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「(処分は)理事会が決断することなので、従うしかない」と話した。

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