福島の東邦銀行が陸上部創設「被災者を元気にしたい」

[ 2011年3月31日 19:55 ]

 東日本大震災の被害が大きかった福島県の東邦銀行(福島市)は31日、陸上部を4月1日に創設すると発表した。女子400メートルで北京五輪代表となった千葉麻美(旧姓・丹野)選手ら、いずれも福島大陸上部出身の6人が所属する。東邦銀は「子ども向けの陸上教室を開くなどして、被災者を元気にしたい」と意気込んでいる。

 陸上部の新設は震災前から決まっており、3月15日に発表する方針だった。当初予定していた4月1日の選手らの記者会見は中止にした。

 選手6人は4月1日付で東邦銀に入行。これまで所属していたナチュリル(東京)は「アスリートクラブ」を3月末で廃部にした。

 練習拠点の福島大学が震災の影響で使えないため、選手らは当面、東京都北区の「味の素ナショナルトレーニングセンター」で練習する。

 東邦銀陸上部の監督に就く川本和久さん(53)は「東京の会社から福島県の銀行に移ることで、これまで以上に地域に貢献できると思う」と話している。

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