佳菜子 SP首位発進もミスに「悔しい」

[ 2011年2月5日 06:00 ]

女子SPの演技を終え、笑顔を見せる村上佳菜子

冬季アジア大会第6日

(カザフスタン・アスタナ)
 フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)で村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が54・48点で首位に立ち、今井遥(東京・日本橋女学館高)が0・46点差で2位に続いた。 男子はフリーを行い、無良崇人(中京大)が銀メダルを獲得し、町田樹(関大)は4位だった。

 首位発進した村上佳菜子だったが「順位より内容が大事なので、悔しい気持ちの方が大きい」と苦笑いした。初の国際総合大会で肩に力が入ったようで、冒頭の2連続3回転ジャンプで「あっ、やばいと思った」と2つ目のトーループが1回転になった。それでも、その後は立て直し、3回転フリップなど残りのジャンプはきれいに成功。若さあふれる演技で大歓声を浴びて「楽しくて失敗したことをすぐ忘れることができた」とはにかんだ。

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