4月の春巡業にも影響…最悪“中止”も

[ 2011年2月5日 06:00 ]

 角界を揺るがす八百長メール問題は、早くも春場所後に予定されている4月の春巡業にも影響を及ぼしている。

 春巡業は4月3日の伊勢神宮奉納大相撲から始まり計5カ所で行われるが、その最終巡業先である長野巡業(4月16日、エムウエーブ)の勧進元は4日、八百長メール問題を受けて緊急会議を開き、巡業の開催などについて協議した。春場所の開催さえも危ぶまれている状況だけに、長野巡業の担当者は「今すぐ、どうするという問題ではないが、これからの相撲協会の状況を見ていろいろなことを対応していきたい」と困惑した様子。協会の対応次第では、最悪の場合“中止”とする可能性も出てきた。伊勢神宮奉納大相撲など、そのほかの巡業先はいずれも「現在のところは特に影響はない」と話した。

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2011年2月5日のニュース