穂積 5000メートルも制し女子長距離2冠

[ 2011年2月5日 20:04 ]

女子5000メートルで獲得したメダルを手にする優勝した穂積雅子(左)と3位の石野枝里子

冬季アジア大会第7日

 冬季アジア大会第7日は5日、アスタナなどで行われ、スピードスケート女子5000メートルを穂積雅子(ダイチ)が7分9秒23で制し、3000メートルとの長距離2冠を達成した。石野枝里子(日本電産サンキョー)は3位だった。

 女子5000メートルで穂積が体調不良を乗り越えて、金メダルを獲得。3000メートルとの2冠を達成し「うれしいし、自信につながる。また君が代を聞けてよかった」と喜んだ。非五輪種目のマススタートを含めて今大会3レース目。風邪気味で万全の状態ではなかったという。それでも日本の第一人者は意地で滑り抜いた。「どうなるかと思ったけど、日本代表として優勝を目指して練習してきた」。レース後はコース内側のマットに倒れ込み、酸素ボンベを口にあてて呼吸を整えた。6日の団体追い抜きに3個目の金メダルが懸かる。

 ▽穂積雅子の話 2冠を達成できてうれしいし、自信につながる。記録が良くなかったのが心残り。終盤もタイムを伸ばせるようにしっかり練習に取り組んで、どんどん速くなっていきたい。(共同)

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2011年2月5日のニュース