白鵬が6連覇!大鵬、朝青龍に次ぎ3人目

[ 2011年1月22日 18:00 ]

横綱白鵬がすくい投げで把瑠都を下し、6場所連続優勝を決める

 大相撲初場所14日目は22日、今場所初の満員札止めとなった東京・両国国技館で開かれ、東横綱白鵬(25)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル・ウランバートル出身、宮城野部屋=が大関把瑠都を豪快なすくい投げで下して13勝1敗とし、千秋楽を待たずに6場所連続18度目の優勝を決めた。

 6連覇は、2度達成した大鵬、7場所連続の朝青龍に次ぎ史上3人目。ただ1人2敗で追っていた平幕隠岐の海が関脇稀勢の里に敗れ、白鵬が結びの一番で勝ったために決定した。

 2006年初場所で栃東(現玉ノ井親方)が優勝したのを最後に丸5年、30場所連続で外国出身力士が制した。

 史上2位の63連勝の記録を持つ白鵬は、11日目に稀勢の里に敗れて連勝が23でストップしたが、その後立て直した。

 ▽白鵬の話 大鵬関という角界のおやじに並んだ。場所前から6(連覇)という数字をずっと意識していたし、6場所連続優勝はすごいなとずっと思っていた。自分は引っ張っていかないといけない立場。これからも稽古に精進していきたい。

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2011年1月22日のニュース