北海道 リーグ運営、異例の再出発

[ 2011年1月22日 19:58 ]

 バスケットボール男子の日本リーグでプロチームの北海道が22日、地元札幌市の北翔クロテック月寒ドームで東芝と対戦した。経営難などを理由にリーグから除名された旧運営会社に代わってリーグの関連会社がチームを運営する。異例の形での再スタートに、駆けつけたファンは「チームを北海道に残そう!」と書かれたカードなどを掲げて声援を送った。

 旧運営会社が商標権の無償譲渡を拒否しているため、チーム名はこれまでの「レラカムイ北海道」から「北海道バスケットボールクラブ」に変わった。選手たちは、胸の「ReraKamuy」のロゴの上に「HOKKAIDO」の新ロゴを縫い付けたユニホームでプレーした。

 試合前には主将の折茂武彦選手(40)が「こういう事態になって厳しい状態だが、上を目指して頑張りたい」とファンにあいさつした。

続きを表示

2011年1月22日のニュース