他競技に負けるな…独立委が15歳以下の入門検討を提言

[ 2011年1月22日 12:58 ]

 日本相撲協会の全般的な改革を目指す「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」が21日にまとめた相撲協会への答申で、現在は義務教育終了が条件となっている新弟子の採用に関し、15歳以下の入門を検討するよう提言したことが22日、明らかになった。

 関係者によると、ほかのスポーツと競合する中で、有望な人材を早くから確保するのが狙い。かつては地方の少年が東京の中学校に転校し、学業のかたわら力士として本場所に出場したが、学校を休んで地方場所に出場することが問題となり、1972年初場所から中学在学中の入門は禁止された。現行制度では義務教育を終了した23歳未満の男子が新弟子検査受検資格となっている。

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2011年1月22日のニュース