石川佳純が初制覇!22年ぶり高校生女王誕生

[ 2011年1月22日 15:58 ]

女子シングルスで初優勝し、記者会見で涙ぐむ石川佳純

卓球全日本選手権第5日

(1月22日 東京体育館)
 卓球の全日本選手権第5日は22日、東京体育館で行われ、女子シングルスは17歳10カ月の石川佳純(ミキハウスJSC)が決勝で藤井寛子(日本生命)を4―0で下して初優勝した。同種目で高校生日本一は1988年度大会を史上最年少の17歳1カ月で優勝した佐藤利香以来で22大会ぶり。

 石川は準々決勝で渡辺裕子(日立化成)、準決勝で福原愛(ANA)をそれぞれ4―1で退けた。過去5度優勝の平野早矢香(ミキハウス)は準々決勝で藤井に敗れた。初制覇を目指した福原は、女子ダブルスも5回戦で敗退した。

 男子ダブルス決勝は広州アジア大会銅メダルの松平健太(早大)と丹羽孝希(青森山田高)の10代ペアが、5連覇を狙った水谷隼(明大)岸川聖也(スヴェンソン)組を3―1で破って初優勝を飾った。

 ▼石川佳純の話 まだ優勝した実感はない。前よりもフォアが良くなって、前で速く動けるようになった。福原選手に勝てたのも自信になる。

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