元チーム青森の小笠原、船山が来季から新チームで復帰

[ 2010年11月8日 18:57 ]

 2002年、06年の冬季五輪でカーリング女子代表だった小笠原(旧姓小野寺)歩(31)と船山(同林)弓枝(32)が8日、札幌市で記者会見し、同市を拠点とする新チームで来季から現役復帰すると発表した。

 2人は北海道の旧常呂町(現北見市)出身で、チーム青森の中心選手として06年トリノ五輪に出場後、結婚、出産のため一線から退いていた。北海道銀行(札幌市)が支援する。

 会見で小笠原は「環境は変わったが、オリンピックのメダルという夢は揺らがなかった」。船山も「カーリングは息が長い競技。出産の経験も精神面で生かしたい」と語った。

 新チームには2人と同じ常呂町出身で、ジュニア大会で活躍する吉田知那美(19)も参加。残りのメンバーは来春をめどに探し、チーム名もそのころ発表する。

 チーム青森の元メンバーで、今年のバンクーバー五輪に参加した本橋麻里も8月、常呂町で新チームを結成した。

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2010年11月8日のニュース