アボット完全試合!トヨタ自動車26年ぶりV

[ 2010年11月8日 06:00 ]

パーフェクト達成で日本一を果たし渡辺(左)と抱き合うトヨタ自動車・アボット

 日本女子ソフトボールリーグ決勝トーナメント最終日は7日、京都市のわかさスタジアム京都で行われ、トヨタ自動車が決勝で日立ソフトウェアを3―0で下し、26年ぶり5度目の優勝を果たした。トヨタ自動車のアボットは史上2人目となる決勝での完全試合を達成した。表彰式ではトヨタ自動車にスポニチ杯が贈られた。個人賞は8日に発表される。なお、順位は日立ソフトウェアが準優勝。3連覇を狙ったルネサスエレクトロニクス高崎は3位に終わった。4位は豊田自動織機。

 【トヨタ自動車3―0日立ソフトウェア】トヨタ自動車は北京五輪米国代表のアボットが圧巻の投球でチームを優勝へと導いた。11奪三振の快投で完全試合を達成。07年の北京五輪予選で1度、テネシー大時代に7度、完全試合を達成しているが「スピードよりもストライクゾーンの上、下に投げて、打者を惑わす投球を意識した」と満足げに話した。決勝での完全試合は01年のミッシェル・スミス(豊田自動織機)以来、史上2人目。それでも「きょうは自分の記録よりもチームが一番だった」と謙虚に話していた。

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2010年11月8日のニュース