一般受験の“苦労人”猪俣デビュー区間2位

[ 2010年11月8日 06:00 ]

 【全日本大学駅伝】早大の“苦労人”猪俣(4年)が6区区間2位の快走で大学駅伝デビューを飾った。トップでたすきを受けてリードを広げ「緊張で体がふわふわして興奮状態だったけど、自分のペースで走れた」と笑みを見せた。

 1日10時間の猛勉強で福島・会津高から一般受験を突破した努力家。卒業後は三菱商事への入社が決まっており、箱根は競技生活最後の大会となる。渡辺監督も「きょうは猪俣がよくつないだ。伝統的にうちは一般受験の選手はコツコツ走る。箱根は上級生の力が大事になる」と期待を口にした。

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2010年11月8日のニュース