天国の恩師へ…常総学院20年ぶり花園

[ 2010年11月8日 06:00 ]

 全国高校ラグビー茨城県予選決勝は7日、ケーズデンキスタジアム水戸で行われ、常総学院が茗渓学園に20―19で逆転勝ちし、20年ぶり2度目の花園出場を決めた。

 昨年8月に元日本代表の石塚武生前監督(享年57)が急死し悲しみに暮れた常総学院だが、この日は17―19の後半ロスタイムにWTB平岡(3年)がPGを決め、リードが5度入れ替わる熱戦を制した。昨年決勝(13―19)の雪辱を果たしたSH加納主将は「石塚さんに恩返しができた。花園では“炎のタックル”で8強以上を目指したい」と亡き恩師にささげる活躍を誓った。

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2010年11月8日のニュース