男子は本間初出場V 女子の高橋は4連覇

[ 2010年11月8日 06:00 ]

 第28回スポニチ奥州前沢マラソン(スポーツニッポン新聞社主催、大塚製薬協賛)は7日、3014人がエントリーして岩手県奥州市前沢区で行われた。30キロ男子は本間紘(28=山形)が1時間44分29秒で初優勝。同女子は高橋美紀(37=宮城)が1時間57分27秒で4連覇を果たした。セカンドウインドACの尾崎朱美(33)、木下裕美子(24)がゲスト参加した。

 <30キロ男子>本間は初出場初優勝。2位に3分弱の差をつけての楽勝で、ニッコリ笑いながらテープを切った。「冬のマラソントレーニングの一環。別府毎日マラソンを目指しているんです」。30キロは日本陸上競技連盟の公認コース。1時間40分を切れば、“エリート部門”での出場が可能だったが4分以上オーバーしてしまった。「残念だけど、3時間を切る部門でチャレンジします」と目標を切り替えていた。

 <30キロ女子>4連覇の高橋は、30キロではもはや東北に敵なし状態だ。この日も自己記録を24秒も更新し、ただ一人2時間を切る1時間57分27秒のぶっちぎり優勝だった。もともとはトライアスロンの選手で、今年は国体(千葉)にも出場を果たし17位だった。「次は、公認のフルマラソンに出場して記録を残したい」と目を輝かせた。

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2010年11月8日のニュース