不安な日馬富士「今はやれる状態じゃない」

　１０月の秋巡業で右肩を亜脱臼した大関日馬富士が不安な状況だ。８日は福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋ですり足などを行っただけで、相撲を取れなかった。出げいこに来た白鵬の胸を借りることもできず「今はやれる状態じゃない」と厳しい表情だった。

　毎日リハビリテーションに取り組み、１４日の初日に間に合わせようとしている。「しこやすり足をやって本場所に入る。そんなに心配することはない」と、自分に言い聞かせるように話した。