白鵬わずか2秒8で料理!9場所連続の白星発進

[ 2010年5月10日 06:00 ]

懸賞金を手に引き揚げる白鵬

 【大相撲夏場所初日】白鵬が栃煌山を難なく退け、昨年初場所から9場所連続となる白星発進を決めた。

 相手が引いたところを突いて出て最後は盤石の寄り。わずか2秒8の決着に「引いてくれたからね。そこを前に出られたってことが良かったんじゃないかな」と振り返った。
 9日は母の日。故郷のモンゴルは6月1日だそうだが、「昔は花を贈ったこともあるけど白星が一番大きなプレゼントになるんじゃないかな」と柔和な笑みを見せた。今場所優勝すれば通算14回で元横綱・輪島に並ぶ。場所前にはその輪島のトレードマークだった金色の締め込みを試していたが、しっくりこずこの日の朝稽古では封印を明言していた。しかし、白星発進で気が変わったのか「気持ちが乗ってきたら今場所でもいいかな」と“解禁”を示唆していた。

続きを表示

2010年5月10日のニュース