遼くん１時は２打差も…失速１１位

＜つるやオープン・ファイナルラウンド＞９番、丸山大輔の打球の行方を指す石川遼（中）とキャディーたち

　【つるやＯＰ】最終日のチャージが期待された石川は、１１位に終わった。３、４番で連続バーディーを奪い首位の藤田に２打差まで迫ったが、５番パー３で３パットのボギーを叩くと、リズムを崩し伸びきれなかった。

　「前半が終わった時点で優勝争いが分からないところにいたので、バックナインの前半で２つバーディーを取れればと思っていた。でもエンジンをかけきれなかった」。鍵に挙げていたパー３でスコアを落とした。５番でボギー。終盤の１６番では第１打をバンカーに入れ、第２打も寄せきれなかった。「攻略しきれなかった。１６番が一番難しい」と残念がった。それでも最終１８番をバーディーで締め、大勢の観客の前で意地を見せた。「２戦目から優勝争いの中でプレーできた。早い時期にプレッシャーを経験できたので、次の機会が楽しみ」と今週の中日クラウンズで再び巻き返しに挑む。