女子1万 大学生の吉本が大健闘の2位

[ 2010年4月26日 06:00 ]

女子1万メートルで優勝し笑顔の福士加代子(右)と2位の吉本ひかり

 陸上の兵庫リレーカーニバルは25日、神戸ユニバー記念競技場で11月のアジア大会(中国・広州)代表選考会を兼ねて行われ、女子1万メートルは福士加代子(ワコール)が31分29秒03で優勝し、吉本ひかり(佛教大)が31分30秒92で2位に入った。女子円盤投げは室伏由佳(ミズノ)が自らが持つ大会記録を66センチ上回る53メートル32で優勝。男子1500メートルは昨夏の世界選手権代表の上野裕一郎(エスビー食品)が3分42秒95で日本選手最高の2位に入った。

 大学3年生の吉本が福士と一騎打ちを演じた。初の1万メートル挑戦で、9000メートルすぎまで日本のエースと並走。最後に力尽きて2位だったが、木村泰子が95年にマークした31分47秒76の日本学生記録を15年ぶりに更新した。昨年10月の全日本大学女子駅伝でアンカーとして佛教大の初Vに貢献。同11月の国際千葉駅伝では最終6区で北京五輪女子マラソン銀のヌデレバ(ケニア)を抜いた期待のホープは「満足はしていない。世界を狙いたいので」と豪語した。

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2010年4月26日のニュース