トランポリンに時間点導入 跳躍の高さも得点に反映

[ 2010年4月26日 20:15 ]

 国際体操連盟(FIG)が、トランポリン個人で跳躍の高さを得点に反映するため、演技中の滞空時間が得点となる「時間点」を新たに導入することが26日、分かった。新しい採点方式は9月1日からの施行となる。これまでは演技構成の難しさを示す「難度点」と出来栄えを表す「演技点」の二つで競っていた。

 日本トランポリン協会によると、2012年ロンドン五輪は三つの合計得点による新採点方式で実施する方針。跳躍の高い中国などが有利になりそうだ。
 日本協会も9月以降の国内大会で導入予定。福井直哉競技部長は「トランポリンは高く跳ぶのが魅力の一つ。同じ技をやっても高い跳躍と低い跳躍で差がつかないのはおかしいと前から議論になっていた」と説明した。

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2010年4月26日のニュース