強心臓ルーキー藤本 大健闘の2位

[ 2010年4月26日 06:00 ]

<フジサンケイレディスクラシック最終日>18番ホールでボギー、5アンダーで惜しくも2位となり、米山みどり(右)と握手をかわす藤本麻子

 【フジサンケイ・レディース】ルーキーの藤本が大健闘の2位に入った。4打差の4位からスタートし、風が強くなって各選手がスコアを落とす中、パーを重ねて耐え抜いた。

 首位と1打差で迎えた17番パー3では、パーパットを打つ直前に強風でボールが動いたため、競技委員を呼んでプレーが一時中断。アドレスに入る前だったためペナルティーはなかったが、勝負どころでのハプニングにも集中力を切らすことなく1・5メートルのパーパットをねじ込んだ。「自分ではアドレスしてないのは分かっていたので、競技委員が連絡している間も時間をかけてラインを読めた。ボールが動いてくれて逆によかった」という強心臓ぶりを見せた。

 最終18番はこらえきれずボギーだったが、前週の4位に続いて自己最高位を更新。「気を緩めないようにやっていければ優勝は遠いものじゃない」と10代での優勝に向けて自信を深めた。

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2010年4月26日のニュース