市原 後半巻き返して自己最高位の5位

[ 2010年4月26日 06:00 ]

 【つるやオープン最終日】プロ10年目の市原弘が自己最高位の5位に入った。

 前半はスコアを伸ばせなかったが、後半にイーグルを奪うなど66をマーク。「満足です」と笑顔で振り返った。アマ時代に3年連続で世界ジュニアに出場した逸材も、5年前に腰痛を患い不振に陥った。復調した昨季は、アジアンツアーの賞金シード入りを果たし、今季は日本と掛け持ち。「常に4日間プレーしたい」と日本ツアーのシード入りを目標に掲げている。

 ≪谷口8バーディーで驚異の追い上げ≫元賞金王の谷口が8バーディー、ノーボギーの63と驚異の追い上げを見せた。1打差で迎えた18番では、残り150ヤードの第2打を8Iで1・5メートルにつけ、土壇場で藤田に追い付いた。最後はプレーオフで力尽きたが、「本当に藤田はよく粘る」と勝者を称え、「まだ気持ちは40代じゃない。30代ちょっと。全盛期に戻ってきている。今年はよく練習したから、やる気満々ですよ」と42歳のベテランは強気だった

 ▼3位・河井博大 最高です。先週は予選落ちし、今週はと思ったけど、ここまで極端に良くなるとは思いませんでした。バットをしっかり打つことができたのが良かった。(今季3年ぶりのシード復活。自己ベストタイの3位)
 ▼5位・原口鉄也 優勝よりもベスト10に入ることだけに専念しました。ボードも見ませんでした。今週は取りこぼしなくできたかな。(開幕戦は11位。課題の最終日で65をマークし急浮上)

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2010年4月26日のニュース