トヨタ自動車、1イニング3本塁打

[ 2010年4月25日 06:00 ]

 スポニチ後援・日本女子ソフトボールリーグは24日、3会場で6試合が行われ、佐川急便が田中里依のソロで挙げた1点を帰山―スメサートのリレーで守り切り、1部昇格4年目で初めてデンソーを破った。佐川急便はトヨタ自動車、日立ソフトウェアとともに開幕2連勝とした。

 トヨタ自動車は1イニング3本塁打(リーグタイ記録)を含む4発など毎回の13安打で12点を奪い、開幕2連勝。福田監督は「本塁打はたまたま。でも初回からいい攻撃をしてくれた」と満足げ。外国人投手には投球回数の制限があるため、アボットが投げられない試合をどう戦うかが優勝へのカギ。それだけに福田監督は「アボットが投げない試合がウチの課題なので、その最初の試合に勝ててよかった」と終始笑顔だった。
 <ルネサスエレクトロニクス高崎 39歳ローチが9K>エース上野が指名打者に入り、ローチが移籍後初先発。11月に40歳になるが、年齢を感じさせない内容で5回を2安打1四球、毎回の9奪三振で勝利に貢献した。ローチはミキハウスからレオパレス21、佐川急便を経て、10年目の今年、宇津木麗華監督の誘いを受け、選手兼ピッチングアドバイザーとして加入。「スタートは今年初めてだったから少し緊張したが、いい投球ができた」と通算90勝目を喜んだ。

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2010年4月25日のニュース