片山“ライバル”の目前で失速…

　【カシオ・ワールドオープン第３日】賞金ランク３位の片山は、賞金王を争うライバルの目前で失速した。１、４番でバーディーを奪い、同組の石川よりスコアを伸ばした直後の５番パー５。第３打はピン手前１２メートルにしか寄らず、バーディーパットは２メートルもショートしてボギーを叩いた。

　２日目までボギーはなかったが「５番のボギーで流れが変わった」と悔やむ３パットで流れを失った。上がりは３連続ボギー。しかも、１６番では５０センチ、１８番も１・５メートルのパーパットを外して３パットと、集中力も切れたような感じだった。
　首位とは６打差の１３位にまで後退。たとえ石川が優勝を逃しても、２年連続賞金王の可能性を残す２位タイ（３人まで）はかなり高いハードルになった。