北太樹が十両V 三段目は貴乃花部屋初の優勝力士誕生

[ 2009年11月29日 17:04 ]

 大相撲九州場所千秋楽の29日、十両は北太樹(東京都出身、北の湖部屋)が初優勝した。10勝5敗で並んだ光龍(花籠部屋)と徳瀬川(桐山部屋)のモンゴル勢との優勝決定ともえ戦を制した。

 三段目と序二段は7戦全勝同士による優勝決定戦を行い、三段目は鳥取・鳥取城北高出身の貴ノ岩(モンゴル出身、貴乃花部屋)が無双傑(熊本県出身、放駒部屋)に勝った。序二段は碧山(ブルガリア出身、田子ノ浦部屋)が風斧山(カザフスタン出身、錦戸部屋)を下し先場所の序ノ口に続いて優勝した。
 貴ノ岩は、2004年2月に元横綱の貴乃花親方が二子山部屋を継承して貴乃花部屋に名称変更して以来、初の各段優勝力士となった。
 幕下は黒沢(愛知県出身)、序ノ口は東洋大出身の寺下(石川県出身)の阿武松部屋勢がともに7戦全勝で13日目に優勝を決めていた。

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2009年11月29日のニュース