チーム最多得点 サントリー72点

[ 2009年9月20日 06:00 ]

 ラグビーのトップリーグ第3節第1日は19日、秩父宮ほかで4試合を行い、サントリーはトップリーグでのチーム史上最多得点を挙げて九州電力に72―7で圧勝し、2勝1分けで勝ち点を12とした。クボタは後半32分のSOドゥラームのPGで神戸製鋼に16―15で逆転勝ちし、開幕3連勝で勝ち点12。神戸製鋼は初黒星。トヨタ自動車は20―3で近鉄を、リコーはNECに27―21で競り勝ってそれぞれ2勝目を挙げた。

 後半だけで7トライ、45得点を挙げ、サントリーは清宮監督は「今年は後半に強いというのを数字で示せた」と振り返った。昨季は三洋電機戦や東芝戦で、前半に攻めながら終盤に押し込まれた。今季は夏合宿だけでなく、シーズンに入ってもフィットネス練習をしている。06年のサニックス戦の69得点を上回る72得点のチーム記録に、佐々木主将は「攻め続けるラグビーをしようと言ってきたが、さすがに攻め疲れた」と笑顔で話した。
 <クボタ 安定感3連勝>開幕3連勝に、フッカーの荻原主将は「みんなが辛抱して勝てたことをうれしく思う」と笑顔を見せた。守勢に回る場面も多かったが、ノートライに封じるなどスコア以上に安定感があった。3連勝の内訳はNEC、ヤマハ発動機、神戸製鋼と実力チームがずらり。過去6位が最高だったチームの変身ぶりに、山神監督は「春はほとんど試合を組まず、体を大きくするなどやり方を変えた。勝ち切る力が出てきた」と手応えを口にした。

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2009年9月20日のニュース