高山樹里 初の氷上練習に手応え十分

[ 2009年9月20日 06:00 ]

 ボブスレー女子2人乗りでバンクーバー五輪を目指すソフトボール元日本代表の高山樹里(32=豊田自動織機)ら女子全日本チーム6選手が2週間のドイツ合宿から成田空港に帰国した。

 現地で初の氷上スタート練習を行った高山は「氷を走る感覚が分かった」と成果を実感。合宿中にスパイクを約4万円で購入したが「ヘルメット、ウエアは借り物。ただでさえ資金が不足しているので大事に使わなきゃ」と厳しい現実も打ち明けた。氷上コースに初めて乗るW杯代表選考会(10月下旬、カナダ・ウィスラー)でブレーカー(押し役)の五輪代表候補が5人から3人に絞られるだけに「未知の世界で怖いけど競争心を持って臨む」と意気込んだ。

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2009年9月20日のニュース