元NFLのMVP選手が射殺…無理心中か?

[ 2009年7月6日 06:00 ]

2003年9月、セインツ戦の後に声援に応えるタイタンズのマクネア

 NFLの元スターQBで、タイタンズ在籍時の03年シーズンにMVPに輝いたスティーブ・マクネア氏が4日、米テネシー州ナッシュビルで銃撃を受けて死亡し、遺体で発見された。36歳だった。頭部への1発を含めて体に複数の銃撃を受けており、友人とされる20歳だった女性サヘル・カゼミさんの遺体とともに発見された。

 地元警察は捜査中で、事件の背景などは不明。しかし、カゼミさんは頭部への銃撃1発で亡くなっており、その傍らに銃が落ちていたため、CNNなど一部メディアはカゼミさんがマクネア氏を射殺し、その後で自殺した無理心中事件の可能性があると伝えた。カゼミさんはマクネア氏が家族で訪れるレストランでウエートレスとして働き、両者は知り合った。マクネア氏が知人と共同で所有し、事件の舞台となった住居に出入りしていたという目撃証言もある。

 マクネア氏は95年にオイラーズ(現タイタンズ)入り。ラン、パスともに優れたQBとして01年にはタ軍をスーパーボウルへ導いた。最後の2シーズンはレイベンズに所属し、ケガのため昨年4月に現役引退を表明していた。

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2009年7月6日のニュース