入江はトップで決勝へ 平行棒で中瀬が金メダル

[ 2009年7月6日 09:12 ]

男子100メートル背泳ぎ準決勝 52秒87の大会新で決勝進出を決め、ガッツポーズする入江陵介

 ユニバーシアード夏季大会第5日は5日、ベオグラードで行われ、体操男子種目別の平行棒で、北京五輪代表の中瀬卓也(徳洲会)が14・925点で優勝し、鉄棒でも銀メダルを獲得した。渡辺恭一(順大)は鉄棒で3位だった。

 競泳女子400メートルリレーで日本(松本、山口、北川、酒井)が3分42秒60の2位に入った。男子100メートル背泳ぎ準決勝で入江陵介(近大)は予選で出した大会記録を更新する52秒87で、全体のトップで決勝に進出した。
 バレーボール女子の日本は1次リーグD組を通算2勝1敗の2位で終え、準々決勝でポーランドとの対戦が決まった。

 ≪自信みなぎらせる入江≫競泳男子100メートル背泳ぎの入江は準決勝で狙った52秒台を出し、自信をみなぎらせた。
 予選のデサント社改良型と違い、スピード社の水着を着た。折り返しで25秒76を刻んだことを知らされると「(自己)ベストだ」と声を弾ませた。予選も前半に好タイムを刻んでおり、課題とした序盤の泳ぎに確かな手応えを得た。
 プールサイドで見守った奥野コーチが「かなり好調。余裕を持っている」と評す仕上がりぶりで、本人も「後半の動きが良くなかった。いい課題を見つけながら(調子を)上げられている」と頼もしい。6日の決勝はさらに好記録が期待できそうだ。(共同)

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2009年7月6日のニュース