38度ゲーム目でついに…ロディック再挑戦誓う

[ 2009年7月6日 10:34 ]

 【ウィンブルドン選手権】フェデラー優位の前評判を覆し、4時間18分の死闘を演じたロディックだったが、最終セットでこの試合38度目のサービスゲームを初めて破られ、初優勝は逃げていった。

 試合後は放心したような表情。四大大会の優勝回数でフェデラーに抜かれたピート・サンプラス氏も見守ったコート上のインタビューで「ごめんよ、ピート。阻止しようと努力したけど、できなかった」。ユーモアを交えて笑いを誘い「いつか自分も優勝者として名が刻まれるよう、また戻ってくる」と再挑戦を誓った。
 3度の決勝はいずれもフェデラーに屈した。最終セットだけで30ゲームを戦っても揺らがなかった相手の粘り強さに「僕のサーブを返すのに、てこずっていたのに、いら立ちをおくびにも出さなかった」と脱帽した。(共同)

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2009年7月6日のニュース