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【衆院選】高市首相が“ゼロ打ち”当確で先陣!消費減税にも言及「国民会議で速やかに賛同いただければ」

[ 2026年2月8日 20:08 ]

高市早苗首相
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 第51回衆院選が8日、投開票され、高市早苗首相率いる自民党が単独で、定数465議席の過半数233議席を獲得することが確実になり、300議席をうかがう情勢となった。

 憲政史上初の女性首相となった高市氏。その政権下で初めて行われた国政選挙は、事前情勢通りの圧勝ムードとなった。奈良2区から出馬した自身は、投開票締め切りの午後8時に各メディアが当選確実を打つ“ゼロ打ち”。これが呼び水となり、各選挙区から次々と吉報が届いた。

 麻生太郎氏(福岡8区)、石破茂氏(鳥取1区)、岸田文雄氏(広島1区)ら首相経験者はもちろん、藤原崇氏(岩手3区)福田達夫氏(群馬4区)ら裏金議員にも続々と当確が出た。

 公示前には「26年度中」と具体的な時期にも言及していた消費減税は、応援演説では完全封印。「責任ある積極財政」「強い日本」といったキーワードを、強い語気で訴えた。かと思えば、にっこり笑顔のギャップで聴衆をとりこにした。選挙戦を終えたこの日、フジテレビ系「LIVE選挙サンデー」(後7・58)に生出演し、消費減税について問われた。「やはり各党おっしゃることが別々ですから、国民会議でやりましょうということにした。自民党としては2年間、食料品限定で、国債発行しないという前提で考えている。その賛同がなければいけない。結論が出れば税法を出すということになる」。来年度中の実現については、「国民会議で速やかにご賛同いただければ、速やかに出せる」と、各党の賛同次第だとした。

 争点を自身への信任と位置づけた衆院選だった。「自民党と日本維新の会で過半数の議席を賜れましたら、高市総理。そうでなければ、野田総理か、斉藤総理か、別の方。間接的ですが、内閣総理大臣を選んでいただくことにもなります」。1月の解散表明会見では、ライバルの名と比較しながら、有権者に政権選択を迫った。

 党総裁就任以来、大きな逆風が吹いた。26年もの間、連立を組んだ公明党が、裏金議員の処遇などに不満を持ち離脱した。その公明は、立憲民主党とまさかの合流で新党・中道改革連合を結成。“昨日の友は今日の敵”となった。

 エラーも少なくなかった。台湾有事を巡る発言で、中国との関係も悪化した。物価高の一因となっている円安についても、「外為特会で今ホクホク状態です」と容認とも取れる発言。円安も進行し、釈明する事態となった。選挙戦で数少ない党首討論だったNHK「日曜討論」は、持病の関節リウマチの治療を理由に直前で出演を取りやめ。自身と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係性を報じられたが、有権者が納得する説明の時間は設けられなかった。

 そんな逆風もものともしなかった。高市氏の応援演説を受けた候補たちは、自分がいかに高市氏と近いかを訴えた。演説会場には、お手製のうちわを持った聴衆も多く見られ、“推し活”と化した。内閣支持率70%前後という圧倒的な高市人気が、勝敗を決した。

 「政治とカネ」を争点に苦戦した一昨年の衆院選。分裂の危機とまで言われた自民は、1年3カ月で驚くべきV字回復を果たす勢いだ。その先に待つ日本の未来はどんなものか。「国論を二分するような大胆な政策や改革にも果敢に挑戦していきたい」とも話していた高市氏。その具体的な内容には触れなかったが、番組出演では「大きな政策転換、経済財政政策の大転換、安全保障政策の強化、情報力、インテリジェンス能力の強化…反対もたくさんあるような政策も訴えて支援を問うてきた」と回顧。国防関連の政策であることをほのめかした。

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