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京都戦で痛恨ミスから失点… J1清水の大卒ルーキー・大畑凜生「批判の声をいつか称賛の声に変える」

[ 2026年2月15日 20:12 ]

練習試合   清水1―0松本 ( 2026年2月15日    静岡・三保グラウンド )

<清水・松本>センターバックを務めた清水MF大畑
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 J1清水は15日、J3松本と練習試合(45分×2本)を行い1―0で勝利した。メンバーは、前日の明治安田J1百年構想リーグ第2節・京都戦で出番がなかった選手中心の構成。京都戦で後半終盤に途中出場し、失点に絡んだMF大畑凜生(22)は、この日はセンターバックで先発出場し無失点勝利に貢献した。

 その京都戦での一瞬を、大畑は真正面から受け止めている。後半45分に右サイドバックで投入され、約10分間に及んだVARチェックの影響で追加タイムは15分という異例の展開となった中、同57分のプレーが失点に直結した。自陣で相手のクリアボールをコントロールし、背後へ蹴り出そうとしたところをプレスに捕まり、ボールは相手の足に当たって自陣方向へはね返る。そのまま抜け出され、1―0のリードは消えた。

 「本当にあのプレーが全てです。何も言い訳はできないです」

 残り時間の進め方や配球先は理解していたというが、「ちょっとした自分の状況判断のミス」で失点に繋がったと振り返る。出場時には吉田監督に「勝つために大きいことをやれ」と送り出されたが、「あの時間帯から出て試合をクローズできなかったので、悔しいです」と唇をかんだ。追加タイム15分の表示にも冷静だったが、「ワンプレーで信頼を失ってしまったなという思いです」と率直な胸中を明かす。

 1点リードの難しい時間帯で対人守備では強さを発揮し、与えられたタスクも遂行していた。それでも「たとえ過程が良かったとしても、ワンプレーで勝ち点3のところから勝ち点2を失っている。ルーキーとか関係なく、自分のワンプレーでゲームを壊してしまったなっていう印象です」と自らを戒める。本職は中盤だが、ユーティリティー性を評価され複数ポジションを担う立場。「1つ1つのプレーをもっともっと基準を上げていかないとJ1で頭1つ出るにはまだまだ」と現在地も冷静に見つめていた。

 それでも、前を向く姿勢は変わらない。「批判してる人たちを自分のプレーでいつか見返すというか、批判の声をいつか自分のプレーで称賛の声に変えられるようなプレーをする。結果で示せればいいのかなと思います」。21日の次節・神戸戦へ向けても「下を向いてる時間はない」と言い切った。

 痛恨のミスも、成長の通過点に変えられるか。22歳のルーキーは、プレーで信頼を上積みしていく覚悟だ。(萱沼 魁渡)

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