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J2降格危機の新潟 13試合勝ちなし G大阪戦で5試合ぶり得点の先制弾も守備陣が4失点

[ 2025年9月28日 04:30 ]

明治安田J1リーグ第32節   新潟2―4G大阪 ( 2025年9月27日    バススタ )

<G大阪・新潟> G大阪に敗れた新潟イレブン (撮影・平嶋 理子) 
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 明治安田J1リーグ第32節が27日に行われ、新潟は敵地でG大阪に2―4で逆転負け。これで13試合勝ちがなく、最下位のまま勝ち点を積み上げることができなかった。前半15分にMF新井泰貴(28)のJ1初ゴールとなる先制弾でチーム5試合ぶりの得点を挙げるなど、2度もリードを奪いながら守備陣が4失点。J2降格へ、また一歩近づいた。次節は10月4日、ホームで岡山と対戦する。

 5試合ぶりのゴール、そして12試合ぶりの複数得点を記録しても、勝利につなげることができない。2度のリードを守り切れず、終盤にはミスも目立ち、今季ワーストタイの4失点。J1残留を信じて敵地で声援を送ってくれたサポーターを、またしても裏切った。

 前半15分にMF新井がJ1初ゴール。スローインから新井、谷口、島村とワンタッチでつなぎ、新井が「勢いを持って(ゴール前に)入ることができた」と3人目の動きで進入し、冷静にループ気味のシュートを決めた。最高の形でチーム5試合ぶりの得点だ。同37分に同点とされたが、後半4分には、カウンターからMF奥村が勝ち越しゴール。敵地で勝利への執念を体現した。

 ただ、それ以降は一気に暗転した。前半から押し込まれていた守備が決壊。後半15分にFKのこぼれ球を、同19分には右サイドからクロスを許し、そのこぼれ球を押し込まれた。同30分には追い付きたい焦りからDF舞行龍がパスを奪われ、決定的な4失点目。奥村は「セカンドボールを取られ、走力でも球際でも負けていた。自分たちの弱さが出た」と認めた。

 これで13試合で勝ちがなく、2分け11敗。この日も「足元でつないで(プレスの)矢印を折って前進するのか、ロングボールを入れて起点をつくって、押し込むかが合わなかった」と新井は言い、特に2点目を奪った後の試合の進め方はちぐはぐだった。勝利が欲しい状況で焦りが見え隠れし、前節の名古屋戦は無失点だったが得点できず、今度は得点すれば守備が我慢できないという悪循環。今季を象徴するような敗戦だった。

 勝ち点は21のままで、残り6試合。仮に全勝したとしても、勝ち点が40に届かない厳しい状況だ。わずかでもJ1残留の可能性が残る限り、もがき続けるしかない。(西巻 賢介)

 ○…守備が4失点と崩壊した大きな原因は、前半から主導権を握られて守備のラインが下がったこと。それにより、こぼれ球も相手に拾われた。舞行龍は各選手の守備範囲の狭さを指摘し「(個人の)守備のつながりが大きくない」と分析。3失点目に絡んだ白井は「ふがいない状況で自分自身に腹が立っている」と悔しさをにじませ「死に物狂いで戦いたい」と必死に前を向いた。

 ▼入江監督 前半から我慢する時間が多かったが、準備してきた形で点が取れた。ただ、失点に関しては隙が生まれ、結果的にこういう形になった。相手が点を取りにくる形の中、どう我慢するか、というところでうまくいかなかった。もったいなかった。

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