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サニブラ弟J1デビュー弾! 福岡の19歳FWハナンが出場5分で超速弾「強み出た」

[ 2025年9月28日 05:00 ]

明治安田J1第32節   福岡1ー2広島 ( 2025年9月27日    ベススタ )

<福岡―広島>後半、ヘディングでゴールを決める福岡・サニブラウン(32番)
Photo By 共同

 明治安田J1リーグは6試合が行われ、福岡はホームの広島戦に1―2で敗れた。今季、下部組織からトップ昇格したFWサニブラウン・ハナン(19)が0―2の後半42分から初出場し、初ゴールを決める衝撃のプロデビュー。陸上男子短距離界のエース、サニブラウン・ハキーム(26=東レ)を兄に持つルーキーが一矢報いる一撃で強烈なインパクトを残した。首位・鹿島は名古屋に4―0で快勝した。

 衝撃のデビューだった。0―2の後半42分、サニブラウン・ハナンがJ1のピッチに初めて立った。その5分後だ。MF橋本の左クロスに勢いよく飛び込む。飛び出してきた日本代表GK大迫の手前で、力強く頭を振った。1メートル87、80キロのスケール感漂う体格と、高い打点を存分に生かした初得点に「自分の強みが出たゴール」と胸を張った。

 短距離エースのサニブラウン・ハキームを兄に持ち、50メートルを6秒台前半で走るスピードにも定評がある大型FWだ。13日のC大阪戦で初めてベンチ入りし、この日で4試合連続のメンバー入り。劣勢の終盤に巡ってきたチャンスでいきなり才能の片りんを見せつけた。勝負強さも、世界の舞台で輝かしい実績を残してきた兄に重なるものがある。チームは5連敗も希望の光となった一撃に、金明輝(キン・ミョンヒ)監督も「ナイスゴールだった」と評した。

 昨年、トップ昇格が決まった際には兄から「頑張れ」と連絡を受けた。競技は違えど、負けず劣らずの潜在能力を秘める大器。「(初ゴールは)うれしかったですけど、勝ちたかった。次の試合は今日以上のパフォーマンスをして、チームを勝たせたい」。サッカー選手としての、始まりの号砲が鳴った。

 ◇サニブラウン・ハナン 2006年(平18)7月3日生まれ、東京都出身の19歳。8歳でサッカーを始め、中学時代は元日本代表MF本田圭佑がプロデュースするソルティーロ千葉に所属。福岡U―18で頭角を現しトップ昇格した。陸上男子100メートルの22、23年世界選手権ファイナリストで日本歴代2位の9秒96の記録を持つ兄・サニブラウン・ハキームも幼少期にサッカー経験がある。1メートル87、80キロ。利き足は右。

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