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【E1】日本代表・綱島悠斗、A代表デビュー濃厚 東京V初W杯への道「やってやろうという気持ちが強い」

[ 2025年7月12日 04:45 ]

サッカー・東アジアE―1選手権(韓国)

練習に臨む綱島(左から2人目)(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は12日、龍仁ミルスタジアムで第2戦の中国戦に臨む。11日は水原市内で冒頭15分のみ練習を公開して最終調整。初招集のDF綱島悠斗(24)は3バックの右に入り、A代表デビューが濃厚となった。東京Vから6年ぶりに選出された大型DFが来年のW杯北中米大会への生き残りを懸け、猛アピールする。

 綱島はA代表デビューが迫り、心を躍らせた。セットプレー練習では先発組とみられる布陣で3バック右に入り、中国戦は先発が濃厚。東京VからA代表選出は6年ぶりで国際Aマッチ出場なら17年ぶりだ。「凄く楽しみだし、やってやろうという気持ちが強い。東京Vの代表として、東京Vの価値を高めたい」。この日の攻撃パターン練習でも軽快な動きを見せた。

 センターバック(CB)を主戦場に対人の強さが最大の武器。東京Vの下部組織で育った選手らしくドリブルも得意だ。23年にはボランチでJ1昇格に貢献した。昨季途中、城福浩監督によってCBにコンバートされ、才能はさらに開花。セットプレーでチーム最多3得点を挙げるなど攻撃力も魅力だ。

 全体練習後には尊敬する長友を影のように追い、積極的に対話する姿が目立つ。この日は朝から密着し「どのように一日を過ごしているのかマンマークした。“うっとうしいな”と言われたけど下がらずに行った」と笑う。また同じく初選出のFW大関は生田東高の後輩で国士舘大4年時の教育実習の際に交流。再会の場がA代表となった。モチベーションには事欠かない。

 東京Vといえばかつてはカズ、ラモスらを擁し、Jリーグの盟主に君臨した。近年は低迷が目立ち、W杯への選手輩出もゼロ。下部組織から東京Vで育った綱島は言う。「いろんな人の期待を背負ってプレーしなきゃいけない。東京Vの選手はいい選手だと思ってもらえるように」。緑の誇りとともにピッチに立つ。(滝本 雄大)

 ▽東京Vの日本代表勢 ドーハの悲劇で知られる93年W杯アジア最終予選では当時のV川崎から三浦知良、ラモス瑠偉、北沢豪、武田修宏、都並敏史、柱谷哲二と計6人が名を連ね、最大勢力を誇った。その後は前園真聖や中沢佑二ら、01年のクラブ名変更後は三浦淳宏や山田卓也が招集され、試合出場は08年の大黒将志が最後。09年のJ2降格後は19年南米選手権でMF渡辺皓太(現横浜M)が選出されるも、出場はなかった。

 ◇綱島 悠斗(つなしま・ゆうと)2000年(平12)8月15日生まれ、神奈川県出身の24歳。4歳からサッカーを始め、東京Vの下部組織で育つ。ユースから国士舘大を経て23年に当時J2の東京Vに加入。同年に34試合出場2得点でJ1昇格に貢献。J1通算52試合出場5得点。愛称ツナ。マイブームは瞑想(めいそう)。好きな言葉は「継続は力なり」。1メートル88、85キロ。利き足は右。

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