J1神戸・大迫は公開練習に姿を見せず…13日の町田戦は欠場濃厚に　8日横浜戦で右足首付近痛め途中交代

大迫不在の中で練習を始めた神戸。（左から）ジェアン・パトリッキ、山口蛍、酒井高徳
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　J1神戸は10日、神戸市内のいぶきの森球技場で練習を公開したが、FW大迫勇也（33）の姿はなかった。

　大迫は8日の横浜戦で右足首付近を痛めて途中交代。吉田孝行監督（47）は「うーん、どうなんでしょうかね。状況を見てみます」と言葉を濁したが「ハーフタイムに内転筋が張っているという情報もあったし」と13日の首位・町田戦（国立）をエース抜きで戦う可能性が高いことをうかがわせた。FW武藤嘉紀（31）とMF井出遙也（30）が別メニューで練習を切り上げるなど「ケガ人ばかり…」と指揮官がうめくのも当然だ。

　横浜戦で3トップで先発したMF佐々木大樹（24）は「サコ君（大迫）に頼りっ放しじゃダメ。大聖君（宮代）や僕ら若いFWがゴールを決めるようにならないと。町田はガチガチくる相手。そこで負けてたら上にいけない」とJ1王者の底力を見せる心意気を示した。

　DF酒井高徳（33）は「町田はチャンスになりえるところですべてを注いでくる」と警戒した上で「自分たちの戦い方を積み重ねいけばいい。点を取れるところでしっかり取る。その数を多くしたい。サコ（大迫）と同じ事はできない。今いるメンバーでできるように」と全く慌てる様子はなかった。