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アーセナル アルテタ采配ズバリ!バイエルンに逆転許すもトロサール弾で劇的ドロー 冨安は出番なし

[ 2024年4月10日 05:58 ]

欧州CL準々決勝第1戦   アーセナル2ー2Bミュンヘン ( 2024年4月9日 )

<アーセナル・Bミュンヘン>後半、同点ゴールを決め、雄叫びを上げるアーセナルFWトロサール(右)(ロイター)

 サッカーの欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝第1戦が9日に2試合行われ、日本代表DF冨安健洋(25)所属のアーセナル(イングランド)は本拠でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と2ー2で引き分けた。冨安はベンチ入りするも出番なしに終わった。一方、レアル・マドリード(スペイン)も本拠でマンチェスター・シティー(イングランド)と3ー3の引き分けに終わった。

 アーセナルは前半12分、右サイドの攻撃からFWサカが左足で絶妙なコントロールシュートを決め先制。本拠サポーターが大盛り上がりとなったが同18分、自陣でのパスの乱れからカウンターを受けるとFWニャブリに決められ同点に追いつかれた。

 さらに同32分には自陣左サイドからFWサネに“約50メートル”独走となるドリブル突破を許し、エリア内で倒してしまいPKを献上。これをFWケーンに落ちついて決められ、逆転を許してしまった。

 1点を追いかけるアルテタ監督は後半頭から左サイドバックのDFキビオルに代え、より攻撃的なDFジンチェンコを投入。それでもゴールが奪えずにいると同22分にはFWマルチネリに代えFWトロサール、MFジョルジーニョに代えFWガブリエルジェズスを投入するなど積極的に動いた。

 するとこの采配が的中。ゴール前でボールを受けたFWガブリエルジェズスが2度のキックフェイントで相手を翻弄し引きつけ横パス。転がってきた優しいボールに走り込んだFWトロサールが右足ダイレクトシュートで豪快にネットを揺らし、同点に追いついた。

 終了間際にはMFサカがエリア内でGKノイアーの足と接触する場面があったが、主審はノーファウルと判定。イレブンは主審に猛抗議するも判定は変わらず2ー2のまま試合終了。次戦は17日、敵地での第2戦に4強進出を懸け臨むことになった。

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