広島　森保監督の前で日本代表初選出・川村が躍動　果敢なドリブルから先制点お膳立て

明治安田生命J1第15節   広島1―2浦和 （ 2023年5月31日    埼玉 ）

＜浦和・広島＞後半、広島・川村（中）のシュートのこぼれ球を森島がゴールを決めた（撮影・西海健太郎）
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　明治安田生命J1リーグは1試合が行われ、広島は敵地で浦和に1―2で敗れた。後半5分、日本代表に初選出されたMF川村拓夢（23）が積極果敢なドリブルから先制点をお膳立て。視察した森保一監督（54）の前でエルサルバドル、ペルーと対戦する6月のA代表戦に弾みをつけたが、同代表GK大迫敬介（23）は2失点した。浦和は4位に浮上した。

　敗戦の中でMF川村の推進力が光った。後半5分、敵陣左サイドでディフェンスラインの裏へ抜け出してボールを受けると、ペナルティーエリア内で絶妙な切り返しから右足を振り抜いてシュート。GKに阻まれたが、こぼれ球をMF森島が押し込んで先制点を演出した。だが、マッチアップした浦和のMF伊藤に1ゴール1アシストを献上。「（日本代表に）選ばれて気負いすぎている。やりたいプレーをやられてしまった」と肩を落とした。