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U―20日本代表が帰国 松木主将「個で打開できる選手にならないと」 U―20W杯1次リーグ敗退

[ 2023年6月1日 16:59 ]

U-20W杯を終えて帰国し、取材に応じるU-20日本代表のMF松木
Photo By スポニチ

 U―20W杯で1次リーグ敗退し、3大会連続の決勝トーナメント進出を逃したU―20日本代表が1日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 主将を務めたMF松木玖生(FC東京)は初戦のセネガル戦では決勝ゴールを決める活躍を見せた一方で、勝てば1次リーグ突破が決まる2戦目のコロンビア戦ではPKを外すなど1―2で逆転負け。3戦目のイスラエル戦でも1―2で逆転負けを喫し、1勝2敗で1次リーグ敗退が決まった。松木は「個で打開できる選手を見ることができた。日本人は少ないのでそういう選手にならないといけない。個人やチーム力で体感した世界との差を感じることができたのはよかった。世界で体感したことをJリーグで出して、それを評価されてステップアップできると思う。まずクラブで結果を残せるように準備していきたい」と振り返った。

 追加招集で参戦したFW福田師王(ボルシアMG)は3試合で先発出場なし。「悔しい大会になった。短い時間でも結果を残すのがストライカー。先発ででられないということは何かしらの欠点があるということ。決定力もポストプレー、背後に抜ける動き出しとか全てが足りなかった」と唇を噛みしめた。「この経験を絶対に忘れたくない」と誓う今後に向けては「まずは自チームで結果を残してトップチームデビューして、恩返ししたい」とさらなる成長を誓った。

 MF福井太智(Bミュンヘン)は「一人、一人の個人の能力がまだ世界と差があると感じた。(ドイツで)成長したと思って臨んだけど、このレベルでまだまだできていないし、このレベルで負けてはいけない。推進力やボールを持った時に1枚、2枚はがせる選手がとても多いと感じた。自分たちはまだまだ足りないと思った」と分析。今後に向けては「すぐ五輪があるのでそこ(五輪代表)に絡んでいけるように自チームに戻って日本を背負える選手になりたい」と話した。

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