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中村憲剛氏「最高の相棒」 ミズノ社製スパイク愛を熱弁 田中碧との裏話も明かす

[ 2023年6月1日 21:02 ]

ミズノ社のイベントでモレリア愛を語った中村憲剛氏(左)。右はモレリアの生みの親である安井敏恭氏
Photo By スポニチ

 ミズノ社のブランドアンバサダーを務める元日本代表MF中村憲剛氏が1日、都内で行われた同社のトークイベントに参加した。

 6月1日は、自身がプロ2年目から現在まで履く同社製のスパイク「モレリア」が世界に向けてスタートを切った「モレリアの日」。「最高の相棒でしたし、今も(指導時などに)履いている。苦楽をともにし、頭の中のイメージを具現化してもらったのがモレリア。感謝しています」と愛を語った。

 現役時代、自身がスパイクに求めていたのは「素足感覚」と「軽さ」だったという。プロ2年目で初めて履いた時に「これだ!」としっくりきて以来、愛用。一方でモレリアの生みの親である安井敏恭氏が、実は中大時代からモレリアのキャラクターにふさわしい人として中村氏を“マーク”していたこともイベント内で明かされ、「初めて知りました」と瞳を輝かせた。

 クラブのレジェンドである中村氏が履いていたことも影響し、川崎Fでモレリアを履く選手は多い。21年6月に川崎Fからドイツ2部デュッセルドルフに移籍したMF田中碧もその1人。スパイクを選ぶ際に相談をされたといい、「勧めるにあたって悪いことは何もない。あとは君が決めるんだ」と話したという裏話を告白。モレリアを選んだ田中はその後、日本代表でも主力になるなど飛躍し、「クーッと(上に)行ったのはそういうことなのかな、と」と笑みを浮かべた。

 日本代表でもMF本田圭佑、MF阿部勇樹、FW岡崎慎司、DF吉田麻也など多くの選手がミズノ社のスパイクを履いた。「“ミズノ閥”じゃないですけど、そういうのがあった。特殊な感覚だった」と話す。今月15日にエルサルバドル、20日にペルーと対戦する森保一監督率いる今回の日本代表でもMF守田英正(スポルティング)やMF相馬勇紀(カザピア)らが同社のスパイクを使用する。「しっかりといいプレーをしてミズノを宣伝していただきたい」とアンバサダーとして活躍を願った。

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