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サッカーの新潟県高校総体準々決勝で壮絶PK戦 20―19で日本文理が死闘制す

[ 2023年6月1日 17:49 ]

 サッカーの新潟県高校総体準々決勝が1日、長岡ニュータウン運動公園などで行われ、昨年度の第101回全国高校選手権で16強入りした日本文理が、新潟西をPK戦の末、20―19で振り切り、4強入りした。

 日本文理は0―1の後半アディショナルタイムに同点に追いついた。延長でも決着がつかず、試合はPK戦に突入。だが、互いに譲らずサドンデスとなってもなかなか終わらない。キッカーは2巡目となり、最後は新潟西のGKがキックを外し、後攻の日本文理は試合終了間際に投入されたGK鈴木健介(3年)が決めて死闘に終止符を打った。

 駒沢隆一監督は「こんな試合は記憶にない。よく集中してやってくれた」と選手をねぎらった。サドンデスに入ってからは「外せば負けの場面が15回ぐらいあったと思う」という。それでも選手は冷静にゴールを決め続け、貴重な勝利を手にした。
 

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